盛岡南皮膚科クリニック

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日常よく見られる皮膚のトラブルや病気に対し、
当クリニックでは適切な診断と治療を行います

湿疹・皮膚炎

湿疹と皮膚炎はほとんど同じ意味の用語です。
かぶれや虫刺され、乾燥肌による皮膚炎、手の湿疹、アトピー性皮膚炎など様々ですが、基本的にかゆい発疹で、赤くなったり、ジクジクしたり、ガサガサしたりします。
治療は主に副腎皮質ステロイド薬の塗り薬を使用します。
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蕁麻疹

蕁麻疹は痒みと盛り上がった発疹や引っ掻くとミミズ腫れになるのが特徴で、かゆみや発疹は急に出て、通常は24時間以内に一旦収まります。
体調や食物、ストレスなどの影響で起きて、明確な原因を特定できない場合が多いので、一過性のものであれば、あまり気にする必要はありません。
かゆみが強い場合や慢性的に蕁麻疹が出て、日常生活に支障がある時、アナフィラキシーなど重篤な症状が出る場合は検査などでできるだけ原因の特定を試みます。治療は抗ヒスタミン薬(抗アレルギー薬)の飲み薬が中心になります。
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帯状疱疹

水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化による病気で、体の片側に生じる痛みを伴う小さい水疱が帯状に分布します。
頭・顔・首・体・上肢・下肢どこにでも起こります。
痛みはない場合もあります。
両側に起きることは非常に稀です。
子供の頃、水痘(=みずぼうそう)に感染した場合、症状が治ってもウイルスは神経節細胞に潜伏します。
疲労や老化、病気などで体力が低下すると、ウイルスの増殖を免疫力で抑えられなくなります。
増殖したウイルスは神経を通って皮膚に達するので、最初に神経痛が起きた後、皮膚に小さい水疱を作ります。
ウイルスの増殖を抑制する内服薬を使用します。
痛みが強い場合は鎮痛剤を使用します。
発疹部の処置には水疱やただれを保護する塗り薬を使用します。
重症の場合は総合病院に入院し、点滴治療を行うことがあります。

ニキビ(痤瘡)

10〜30歳代までの青年期に多く、顔面、胸部、背部など皮脂の分泌が多い場所に出ます。
毛穴の出口付近の角化による面ぽうの形成とそれによる皮脂の毛穴への貯留で白いニキビを形成します。
ニキビ菌やニキビダニの増殖で炎症を起こすと赤いニキビになります。
症状が強い時は炎症が続くとニキビ痕を残すので、適切な治療が必要です。
ホルモンバランスやストレス、食生活など多数の因子が関連します。
治療は、ニキビケア用品を使用した適切な洗顔と保湿、
治療としては面ぽう形成を抑制するアダパレン・過酸化ベンゾイルの塗り薬、
炎症を起こしている場合は抗菌薬の塗り薬や飲み薬を使用します。

イボ(尋常性疣贅)

患部へのウイルス感染によるイボで、子供の手足に多いものの、大人でも感染します。
手足以外でもウイルスが感染すれば起こります。
治療は液体窒素によるイボ冷凍凝固法が一般的です。
痛みが強く処置が難しい時や治りにく時は、保険適応外のモノクロロ酢酸塗布による治療も可能です。

水イボ(伝染性軟属腫)

水イボウイルスの感染で起こる小さい白い発疹です。
湿疹が出ているところに出る場合もあり、区別が難しいこともあります。
接触で感染することが多く、特に子どもに多く見られます。
治療はピンセットでの摘除や水イボ用クリーム(購入品)による治療を行います。

水虫(足白癬)・たむし(体部白癬)

カビ(真菌)の仲間である水虫菌(=白癬菌)が皮膚に感染して起こります。
足の指の間のかゆみや皮膚がふやける水虫(足白癬)が有名ですが、爪白癬・手白癬・体部白癬・頭部白癬などもあります。
治療は抗真菌薬の塗り薬ですが、爪白癬や頭部白癬などでは、必要に応じて内服薬を使用します。
治療は完治するまで継続することが重要です。

お気軽にご相談ください

皮膚の症状は日常生活の質に大きく影響を与えることがあります。
「少しのかゆみだから」「見た目が気になるだけだから」と放置せず、一度専門医にご相談ください。
当院では、患者様一人ひとりの症状や生活環境に合わせた治療をご提案いたします。